矯正治療中の痛みについて

2017年3月14日　カテゴリ：歯列矯正

矯正治療中は違和感や異物感、痛みが生じます

歯が疼いて痛かったり、唇や舌、頬などに矯正器具が当たることによる痛みです

矯正装置を調整する際、歯には矯正力という力がかかります

矯正力とは、歯を動かすために、歯が引っ張られたり押される力のことです

矯正装置を付けて、または矯正器具を調整し、歯に力をかけて数時間経つと、歯が動きだすので、徐々に痛みを感じ始めます

興味深いアンケート結果があります😃

「歯が動く痛み」について、装置を付けてから何日くらい痛みが続いたか？

1日　5％

2～3日　65％

4～5日　20％

6日以上　10％

「歯が動く痛み」について、最も痛かったのは何日目か？

初日　14％

翌日　75％

2日後　4％

3日後以降　7％

矯正治療中の痛みについて

装置が当たって痛いと感じたことが「ある」　90％

装置が当たって痛いと感じたことが「ない」　10％

唇や頬に装置が当たる痛みについて、装置が当たる痛みには慣れたか？

慣れた　94％

慣れない　6％

唇や頬に装置が当たる痛みについて、装置が当たる痛みに慣れるまでの期間は？

1週間以内　60％

2～3週間　30％

1か月以上　10％

まとめますと、、、

◎歯が動く痛みは、翌日がピークで、半数以上の方が2～3日でおさまる

◎装置が口などに当たって痛みを感じる方は90％で、そのほとんどの方は当たる痛みに慣れる（半数以上の方は1週間以内で慣れる）

歯が動いて痛むときは、お粥やお雑炊など、柔らかく、噛みにくくても消化によい食べ物がおすすめです💁

カレブランでは矯正器具が当たって痛くないよう、装置を付けた日に半透明のワックスを差し上げています

矯正器具にワックスを付けるとこんな感じになります

（上の犬歯にワックスが付いています）

ワックスでカバーすることによって、矯正装置がお口の粘膜に直接当たらず、痛みを防ぐことができます

みなさんに快適な矯正ライフを送っていただきたいです😊