2019年4月7日 カテゴリ:歯列矯正
こんにちは😊
カレブラン矯正歯科恵比寿の中田佳子です
今日は防いで守る歯科医療「予防歯科」のお話です✨
「削って詰めたから虫歯は治った」「歯肉の痛みがなくなったし、歯周ポケットが3㎜になったから歯周病は治った」などと思っている方は少なくないかもしれません
でも、それは寛解して症状がおさまっただけで、治ったわけではありません
実は、虫歯と歯周病は完治することはないのです
なぜ完治しないかというと、病原菌を完全に排除することが出来ないから
虫歯の病原菌も、歯周病の病原菌も、もともと口の中にいる菌で、歯が一本もない人の口の中からも検出されることが知られています
大切なのは、虫歯や歯周病が発生しないように、バイオフィルムの病原性を抑える「予防歯科」
矯正歯科と予防歯科は切っても切れない関係なので、少し詳しくご説明したいと思います
「バイオフィルム」といっても、あまり聞きなじみがない言葉かもしれません
バイオフィルムというのは微生物で形成される構造体の総称で、最近では歯垢(プラーク)のことを「バイオフィルム」と呼ぶことも多くなりました
口の中には歯肉より上側の歯の表面に存在する「歯肉縁上バイオフィルム」と、歯肉よりも下側にある歯周ポケット内部に存在する「歯肉縁下バイオフィルム」という二種類のバイオフィルムがあります
この二つは全く異なる性質を持ちます
歯肉縁上バイオフィルム(弱酸性)・・・好気性菌(酸素を好む細菌)が存在し、糖質を栄養源にして酸を産生し、虫歯を作ります
歯肉縁下バイオフィルム(アルカリ性)・・・嫌気性菌(酸素を嫌う細菌)が存在し、歯周ポケット内のたんぱく質を主な栄養源にし、歯周病を発生させます
歯肉縁上バイオフィルムの細菌は、虫歯を起こしますが、歯周炎は起こしません(歯肉炎は起こします)
歯肉縁下バイオフィルムの細菌は歯周炎は起こしますが、酸を産生しないので虫歯は起こしません
また、縁上細菌は歯肉縁下に侵入しないし、縁下細菌も縁上には移動しません
歯肉(歯茎)はいわば「国境」のようなものです
口の中の菌を追い出すことは出来ないので、細菌の活動性やバイオフィルムの病原性を抑えることが重要です
そのためにも予防歯科は生涯続けなければいけない歯科医療と言われています
次のブログでは、バイオフィルムの病原性に関するお話をしたいと思います😃
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