キシリトールの虫歯予防効果

2017年4月18日 カテゴリ:歯列矯正

ガムや飴などに含まれる、天然の代用甘味料”キシリトール”の虫歯予防効果についてご説明します😊

 

 

虫歯の要因には『①細菌(ミュータンス菌)、②糖質、③歯の質』の3つの要素があり、この3つが重なると、時間の経過とともに虫歯が発生します

キシリトールは①②③の要素すべてに影響を与えるので、虫歯予防効果が高いのです

それぞれについてご紹介します😃

 

①細菌(ミュータンス菌)について

キシリトールは虫歯菌(ミュータンス菌)の数を少なくし、虫歯菌の活動を弱めるので、虫歯になりにくくします

 

②糖質について

ソルビトールやマルチトールなど多くの甘味料(糖質、糖アルコール)は、口腔常在菌によって酸を作りますが、キシリトールは、まったく酸を作らないので、虫歯の原因になりません

 

③歯の質について

キシリトールにより、歯の再石灰化が促進され、歯が硬くなるので、虫歯になりにくい歯になります

また、このキシリトールが持つ歯を硬くする効果は、フッ素によって向上します

 

キシリトールは歯垢(プラーク)を付きにくくし、歯に付いた歯垢をはがれやすくするため、歯磨きの効果を上げることも知られています✨

 

 

キシリトールの効果が期待できるお菓子は、ガムやタブレット、飴です

他のお菓子や食品、例えばケーキとかジュース類にキシリトールが入っていても、虫歯予防の効果は期待できません

キシリトールが口の中に長く留まることが重要なので、ガムやタブレット、飴が有効と言われています

虫歯予防効果を十分に発揮させるためには、高濃度キシリトールの摂取を1日3回、3ヵ月以上続ける必要があります

 

虫歯になりやすい方には、キシリトールは特に効果的です

矯正治療中は、矯正器具のまわりに磨き残しが出来やすいので、キシリトールはおすすめです😊

 

 

また、産まれたての赤ちゃんのお口には虫歯菌(ミュータンス菌)は存在しません

家族から虫歯菌が感染し、虫歯のリスクが生じます

虫歯の感染予防には、乳歯が生える少なくとも3ヶ月前から、お母さまをはじめ、お子様の周囲にいる人たちがキシリトールを摂取することが理想的です💁

 

 

カレブランでは90%以上キシリトール配合のタブレットを取り扱っています

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