顎間ゴムの種類①

2019年4月12日 カテゴリ:歯列矯正

みなさんこんにちは😃

カレブラン矯正歯科恵比寿の中田佳子です

 

前回のブログに引き続き、矯正治療には必要になることが多い「顎間ゴム」のお話です

 

顎間ゴムのかけ方は大きく5種類に分けられます

それぞれについて簡単にご説明します

①上顎の犬歯付近から下顎の奥歯(大臼歯)にかけるⅡ級ゴム

 

名前の由来は、不正咬合の分類「アングルの分類」 のⅡ級状態を改善するために使うためのかけ方だと言われています

上顎の出っ歯を治す治療などでよく使われるゴムのかけ方で、上顎の前歯が後ろに、下顎の奥歯が前に動く力が働きます

 

②下顎の犬歯あたりから上顎の奥歯(大臼歯)にかけるⅢ級ゴム

 

このゴムの名前の由来は、「アングルの分類」Ⅲ級の状態を改善するために使用するところからきています

下顎の前歯を後ろに、上顎の奥歯を前に動かしたいときに使います

 

矯正治療で使う頻度が高い顎間ゴムのかけ方は、①のⅡ級ゴムと②のⅢ級ゴムです

 

③上下の歯に縦にかける垂直ゴム

 

人によっては「バーティカルゴム」や「Up and down ゴム」と呼ぶこともあります

上下顎の歯が離れて、噛み合っていない「開咬(かいこう)」を治すために使うことの多いゴムのかけ方です

 

次のブログでは

④正中斜めゴム、⑤交差ゴムについてご説明したいと思います

お楽しみに😊

 

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