2019年3月28日　カテゴリ：歯列矯正

こんにちは😊

カレブラン矯正歯科恵比寿の中田佳子です

みなさまはお花見に行かれましたか？🌸

私はまだですが、そろそろ行きたいと思っています🐾

さて、今日は、矯正治療の処置の一つ「ディスキング」についてお話したいと思います✨

「ディスキング」は歯を動かすのに必要なスペースを、歯を抜く代わりに、歯と歯の間を少し削って作る方法で、「ストリッピング」ともいいます

 

通常、ガタガタした歯並びや八重歯を治す場合、小臼歯（前から4番目・5番目の歯）を抜いてスペースを作る必要がありますが、前歯の位置や歯の重なり・ねじれの問題が軽度で、奥歯の咬み合わせに大きなずれがない場合、ディスキングを行うことがあります

ディスキングによって作ったスペースを利用して、ワイヤーや取り外し式の矯正器具を使って歯を動かしていきます

 

歯の表面はエナメル質、その内側には象牙質があります

エナメル質（厚み約1.5㎜）の最表層の0.2~0.3㎜をスライス（ディスキング）します

 

エナメル質には神経がないので、処置中は痛みはないし、カレブランの患者様でディスキング後に痛みが出た方はいらっしゃいません

ディスキングしたことで「歯が弱くなる」「削ったところが虫歯になりやすくなる」といったこともありません

東京歯科大学歯科補綴学第二講座による、日本人の前歯におけるエナメルの厚さに関する研究結果によると、

◎上下顎前歯のエ ナメル質の厚さは、唇側の歯頚部0.2mm～0.5mm、中央部0.5mm～1. 2mm、切端部0.9mm～1.6mm、舌側の歯頚部0.1mm～0.4mm、中央部0.4mm～1.0mm、切端部0.4mm～1.0mmである

◎上下顎前歯の唇面、舌面のエナメル質の厚 さを比較 すると、唇面より舌面の方が薄 い

ことが明らかになっています

また、ディスキングを行う歯間部分のエナメル質の厚みは約1.5㎜であることも知られています

そのため、エナメル質の外側を0.2㎜～0.3㎜ディスキングをしても、歯がしみたり、歯の神経に触れることはありません

カレブランでは、処置の内容や必要性をみなさまにご説明し、ご了承・ご同意いただいた上で、安全に配慮しながらすべての処置を行っています✨

どうぞご安心くださいませ😌

この「ディスキング」について、カレブランのスタッフブログでもご紹介しております

どうぞご覧ください↓↓↓

こんにちは

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矯正治療とは歯並びを綺麗にするだけではなく、「患者様がご自分のお口との向き合い方を変える機会」だと思います

矯正治療をご決断する前も、矯正治療中も、ご不安やお悩みを取り除けるよう、患者様のお心にそっと寄り添いたいと願っております

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