花粉症と口腔アレルギー症候群

2019年3月9日 カテゴリ:ブログ

こんにちは

カレブラン矯正歯科恵比寿の中田佳子です

春らしいお天気ですね

今週末は17度まで気温も上がるようです

こんな晴天のときに気になるのは花粉症。。。

東京では2人に1人がスギ花粉症と言われていますが、みなさま体調はいかがですか?

 

気象情報などでは、今年の花粉飛散量は去年の2倍と言われています

(毎年花粉の量が増えている気がするのは私だけでしょうか)

花粉症の発症については、「人がそれぞれ耐えられるアレルゲンの総量はコップの容量みたいに決まっていて、そのコップから花粉が溢れたら花粉症が発症する」という”コップ理論”がまことしやかに語られていますが、それは根拠のない都市伝説のようです

実際は、その年の花粉の量と個人の抵抗力のバランスによって毎年症状が異なるという「天秤理論」が正しいそうです

私の場合、今のところ、去年よりも今年の方が花粉症の症状は軽いです

今年の抵抗力は高いのでしょうか☺

さて、みなさんは「口腔アレルギー症候群」という名前をご存知でしょうか

花粉症の方の身体の免疫システム(抗体)が、果物や生野菜の成分を花粉と勘違いして、ヒスタミンなどの化学物質を放出し、アレルギー反応を起こし、お口の中に症状が出る症候群です

お口の中やのどの奥に痛みやかゆみ、しびれ、むくみが生じ、ひどい場合は呼吸困難やアナフィラキシーショックを起こす場合もあります

具体的に言うと、以下の花粉と果物・生野菜の成分が似ています

スギ→トマト🍅

シラカンバ・ハンノキ→りんご🍎、もも🍑、さくらんぼ🍒

イネ→スイカ・メロン🍈

ヨモギ・ブタクサ→スイカ・メロン🍈・セロリ

花粉と誤認識されやすい果物や生野菜の成分は、加熱すると変化し、安心食べられるようになります

スギ花粉症の方で、トマト🍅を食べたときに、お口の中に違和感を感じた経験がある場合、口腔アレルギー症候群かもしれません

アレルギーは体質の問題ですが治療法もあります

最新のアレルギー治療について、次のブログでご紹介したいと思います

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矯正治療をご決断する前も、矯正治療中も、ご不安やお悩みを取り除けるよう、患者様のお心にそっと寄り添いたいと願っております

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