2017年7月7日 カテゴリ:歯列矯正
裏側矯正と表側矯正の見え方の違いについて、この前のブログでご説明しましたが、今日は治療期間の差についてお話します😊
表側矯正と裏側矯正、どちらの場合でも、歯に”ブラケット”という矯正器具を付け、ブラケットにワイヤーを通して、歯を並べていきます✨
↓裏側の矯正装置↓
↓表側の矯正装置↓
矯正治療を検討されるときに、一つの大きなポイントになるのは、矯正装置を付ける期間(治療期間=歯を動かす期間)😃
「表側矯正に比べて裏側矯正の方が治療期間が長い」と一般的に言われますが、それには理由があります
矯正治療に用いるワイヤーの長さが、『表側矯正>裏側矯正』だからです
実際に測ったところ、表側矯正で使う(歯列の外側に付ける)ワイヤーは、裏側矯正の(歯列の内側に付ける)ワイヤーより20%長いことがわかりました
治療に使うワイヤーが長いほど、一度の治療(調節)で大きな力を歯にかけられます
そのため、長いワイヤーを使う表側矯正の方が治療効果が大きく、その分、矯正治療期間の短縮につながります😃
表側矯正と裏側矯正では、数ヶ月~半年くらい治療期間に差が出ることがあります
でも、症例によっては、裏側矯正でも表側矯正と治療期間がほとんど変わらないこともあるので、一概には言えません
お仕事やプライベートなど、いろいろなご事情で、矯正装置の選択肢に限りがある方もいらっしゃると思います
カレブランでは、裏側矯正でも治療期間を極力短縮できる、セルフライゲーション装置を使っています😊
喋りにくさや違和感の少ない、超小型の装置です✨
↓裏側矯正中の患者様のお写真↓
ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ😌